学術研究 孙中山故居纪念馆

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学術研究概要


孫文先生は偉大なる民族の英雄であり、偉大なる愛国主義者であり、中国民主革命の偉大なる先駆者であり、一生を革命に捧げ、国と民の救済を志し、中華民族のために偉大なる貢献をしました。孫文の輝かしい業績と偉大なる思想は、中華民族、ひいては全人類にとって貴重な財産となっています。孫文先生の出生とゆかりのある土地として、当館は孫文とその思想の研究に尽力し、一連の成果を挙げています。以下にその内容をご紹介いたします。

当館は「孫文とその成長の社会的歴史的環境」をテーマに学術研究を行っています。主な内容は以下の通りです。孫文の出生、成長の社会的背景(嶺南文化、珠江デルタの民俗、華僑の歴史など)の研究。孫文の生涯に関する研究。孫文の家庭、親族および末裔についての研究。孫文と同時代を生きた(特に香山籍の)人物の研究。孫文および孫文に関連する文物の研究。孫文思想の研究および関連する博物館業務と観客サービスプロジェクトの研究、等。

学術研究を更に確かなものとしつつ推進するため、当館ではこれまでに歴史学、博物館学、外国語等関連を専門とする、ハイレベル・ミドルレベルの研究人員を育成し、合理的な学術チームを構築し、省内の大学(中山大学)および科学研究機関(広東省社会科学院)と共同研究を行っています。2002年11月12日、当館は正式に中山市孫文研究所を設立し、孫文研究および孫文にまつわる重要学術機構として学術的な作用を担っています。同様に、当館をよりどころとして、2017年2月21日、中国社会科学院近代史研究所と中山市が共同で孫文研究院を設立し、現地に根差して世界を目指し、歴史をもとに今日を振り返り、研究を通して有益なものを生み出す、国家レベルの科学研究機構と地方双方による特色ある新型のシンクタンクを打ち立てることに力を尽くし、中国トップクラスの国際的知名度のある研究センター、ドキュメントセンター、学術交流センターと、革新と人材育成基地となることを目指しています。そして、それにより孫文と現代中国研究を深化させ、政府の政策決定に対し、基礎的および応用型の学術成果を提供し、中華文化の高揚のため、理論的根拠と知性的支援を行っています。

学術研究のため、当館では「逸仙図書館」を設立し、孫文の著作、研究著書、関連文献資料を専門に所蔵し、孫文研究の情報収集を行い、関連するデータベースを構築することで、研究のための文献の基礎を固めています。現在所蔵されている図書は10万冊以上、孫文のデータベースと各種刊行物のデータベース等計10,000GBの電子データがあり、館内文物、公文書、図書等の伝統文献資料と電子データから成る「孫文研究情報センター」を構成しています。

現在、孫文研究情報センターには以下のデータベースリソースがあります。1、中国学術リソースのデータベース。2、清末期発刊の全文書データベース(1833-1911)。3、中華民国期発刊の全文書データベース(1911-1949)。4、中国史料集。5、孫文データベース。6、香山(中山)の中華民国時代の公文書データベース。7、孫文の音響映像資料データベース。8、申請書全文書のデータベース。9、中国各地の古文書。

近年、当館は業務研究テーマをめぐり、学術科学研究成果をまとめた書籍を出版しています。概要は以下の通りです。1、「孫文著作叢書」(黄彦、蕭潤君総編集、広東人民出版社)の編集、出版。本叢書は20種を出版予定で、現時点で『三民主義』、『建国方略』、『革命方略』、『自伝および革命経歴の叙述』、『辛亥革命前の重要論文』、『三民主義と五権憲法について』、『民生主義と社会主義について』、『民治と地方自治について』、『国民党改組と第一回大会招集について』、『赤十字社救傷第一法』(訳書)、『軍事と軍人に対する演説について』、『農民と労働者について』など12種を出版済です。2、「孫文と翠亨の歴史と文化叢書」(蕭潤君総編集、文物出版社)の編集、出版。本叢書は現時点で『孫眉年譜』、『李仙根日記・詩集』、『翠亨村』、『私の知る孫逸仙』、『官僚自治:1929-1934年中山模範県の訓政』、[宋慶齢研究草稿』、『翠亨求学新論集』、『龍田学習思想話―孫文研究草稿新編』、『姚観順伝―孫文先生の護衛兵隊長としての数奇な人生』、『孫文研究総目録(1990-2015)』、『時代と共に歩んだ愛国者・革命家孫文』、『孫文の原籍と家系問題研究』等の図書を出版済です。3、その他の関連学術論著(省略、詳細は当館のオフィシャルサイトをご参照ください)。